(通信第72号「巻頭言」より)
わたしはあなたがたの神となり、あなたがたはわたしの民となる
レビ記26章12節、ヘブル書8章10節
5月28日(月)の理事会ではアンテオケ宣教会の高橋みぐみ宣教師をお迎えしてインドネシアの現状をお伺いいたしました。先生はポンテリアナックから内陸に入ったアンジュンガン新学校で教師として働いて来られました。わたしたちクリスチャン・パートナーズも先生を通して経済的に恵まれない神学生を何人か援助して来ました。インドネシアで御言葉のために労しておられる先生のお話は、わたしたちにとって勇気づけられるものでした。カナンの地に飢饉が襲ったとき、ヤコブ(イスラエル)の家族70人はエジプトに下りました。それから430年後、200万から300万に増えたイスラエルの民はエジプトで奴隷となっていました。神から遣わされた預言者モーセはこの民をエジプトから導き出しました。それはこの御言葉のためでした。イスラエルの民はその後、40年間荒れ野で放浪し、約束のカナンの地に入りました。主イエスがこの世に来られたのも、この御言葉のためでした。ただしエジプトの地は「この世」で、荒野での生活は「キリスト者としての歩み」、そして約束の地は「新しい都」です(黙示録21章)。
わたしたちにとってインドネシアの経済的に恵まれない神学生を援助できることは大きな喜びです。彼らもまたこの御言葉のために労するようになるからです。また、わたしたちのため、日本のために祈っているのを知り、感謝でした。わたしたちも高橋宣教師とインドネシアのために祈りたいと思います。
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