クリスチャンパートナーズの活動

クリスチャン パートナーズ(英語名、Partners International Japan)は1984年からポンティアナック(インドネシア、西カリマンタン)の子どもたちへの学費援助から始めました。現在は西カリマンタンにあるATI神学校の学生、ミャンマーの恵みの家(養護施設)、ガーナ(アフリカ)の村への支援を行っています。是非、ホームページをご覧ください。事務局 〒350-1126 埼玉県川越市旭町1-19-18 日本キリスト教団川越教会 郵便振替口座 00150-0-134994  加入者名 クリスチャンパートナーズ

2013年5月15日水曜日

心を騒がせるな・・・

(通信「巻頭言」第89号より)

ヨハネによる福音書141

 

ガンビアの海岸にて
人はどれ程幸せそうに見えても何か問題を抱えているのではないでしょうか。明日のことは分かりませんし、過去にも問題はなかったと言える人はいないと思います。主イエスの時代から二千年の歳月が経ち、当時考えられないような科学技術が進歩し、生活は一変しました。しかし、わたしたちの心は当時と変わっていません。二年前、アフリカのガーナ、セネガル、ガンビアを訪問しましたが、人々は昔から続けてきたと思われる圧倒的な貧しさの中でもたくましく生きていました。心の悩みや苦しみは貧富とは関わりなく、時代と共に変わることもないのです。

  主イエスは弟子たちに「心を騒がせるな」と言われました。主イエスはもうすぐ十字架につけられることを御存知でした。それは御自身の死の苦しみに加え、全人類の罪を負って神の裁きを受けるという苦しみでした。しかし、それはわたしたちの罪が赦される唯一の道で、そのために主イエスは天の父のもとからこの世に遣わされて来たのです。それに対し、弟子たちは主イエスはエルサレムで王となり、ローマ帝国の頸木からユダヤを解放し、神の国を建てられると信じていました。それが当時の一般的なメシア理解だったのです。彼らは主イエスと一緒に神の国を治めるつもりでした。しかし、弟子たちの夢は砕かれ、命は危険にさらされ、深い挫折を味わうことになるのです。わたしたちもしばしば神がおられるのならなぜこの世を神の国となされないのか、なぜこのような苦難や悲しみが自分の身に及ぶのかと不思議に思うのです。そのような時、全てが信じられなくなり、苦しみもがくのです。
  主イエスはそのような弟子たちに「神を信じなさい」と言われました。神はこの世を創られました。創造とは無から有を生み出すことです。その神に、不可能なことはありません。主イエスの十字架は無力のように見えますが、そこに神の力が現われているのです。そして、神は十字架で死んだ主イエスを三日目に甦らせました。神は命であって、神の前に死はないのです。
  主イエスは「わたしをも信じなさい」と言われました。死から復活された主イエスこそ「この世を歩かれた神」なのです。主イエスは今も生きておられ、信じる者に御自身の霊を与えられます。わたしたちの心には空白感がありますが、この心の苦しみ、悩みを癒してくださるのは、神だけであって、主イエスの霊によって心を満たされる以外にはありません。主イエスの十字架はこの世の終わりでしたが、永遠の命の始まりでもありました。わたしたちの苦しみ、悲しみは主イエスの十字架へと導くものです。それによって主イエスと共に永遠の命に生きるためなのです。過ぎ去りゆくこの世と、永遠の命とでは比較できません。多くの人が苦しみ、悩んでいるこの時、主イエスの言葉はわたしたちの心に喜びと平安をもたらします。

0 件のコメント:

コメントを投稿